
稲刈りだ!コンバイン出動!!
9月下旬のカラッと晴れたある日、ついに稲刈りが始まったよ!
ピグユキくんとアコードさんとピグパパの3人で、コンバインに乗ったよ~!

今はコンバイン、昔は…
今の時期、田んぼで大活躍しているコンバイン。
黄金色の稲を、ザクザク刈り取っていくよ。
でも、じーちゃんが農業をしていた頃は機械なんてなかったから、当時の稲刈りは鎌で刈り取る手作業だったんだって。
広い田んぼをカマで刈り取るのは時間がかかるから、多くの人々に協力してもらいながら仕事を進めていったんだ。
コンバインは稲を刈るだけじゃなくて脱穀(だっこく)と言って、稲の穂とモミを別々にする作業もしてくれるんだよ。
手で刈り取っていた頃の脱穀は、『脱穀機』っていう機械を使っていたんだ。
リリオさんは、足踏み式脱穀機を見たことがあるよ。
コンバインのおかげで、稲刈りと脱穀がいっぺんにできるなんて、かなりの時短になるよね!
ちなみに、アコードさんが乗っているコンバインは6条刈り。
一度に6列の稲を刈り取る事ができるんだ。
昔、オトーさんが乗ってたコンバインは5条刈り(一度に5列刈り取れる)
さらに昔、乗ってたのは4条刈り(一度に4列刈り取れる)
一度に刈り取れる列が増えるってことは、田んぼを何度も往復しなくていいから、これも時短になる。
だから、オトーさんが稲刈りしていた頃よりも、もっと作業が早く終わるようになったんだ。
北海道の田んぼは平らで面積が大きいから、大きなコンバインが便利だけど、本州には棚田(山とか坂にある階段みたいになった田んぼ)があったりするから、そういう場所では小回りがきく4条刈りコンバインの方が使いやすい。
だから、コンバインのカタログには4条刈りから6条刈りまで載っているんだよ。
アコードさんがお世話になっている井関農機さんのコンバイン↓
3条刈りと、7条刈りのコンバインまであるんだね…。
リリオさん知らなかったよ(笑)
天気が良くて稲刈り日和♪

1年ぶりのコンバイン!今年もよろしくね!!

春先の嵐や台風があったけど
無事に稲刈りできて良かったナ!
そうだよね、いろいろあったよね。
大雨と強い風、みんなが住んでいるところは大丈夫だったかな? ものすごい風がいつまでも止まなかったから、リリオさ…
順調に育った稲、収穫間近でピンチ!?地面近くまでベッタリ倒れた稲にショック!!でもあきらめないで稲起こししたよ!!!

いろいろあったけど
こうして無事に収穫の日を迎える事ができて良かった…
そして、みんなの思いを乗せてコンバインは、広い広い黄金色の田んぼの中を進んでいくよ。
フレコンは万能選手
じゃがいもの作業で活躍したフレコン。
フレコンは農業だけじゃなく、いろんなお仕事で大活躍!!
農産物の他に土を入れて土嚢にしたり(山沿いの工事現場などに置いてあるよね)
刈り取ったお米は、コンバインから空っぽのフレコンに入れていくよ。


フフフ…これから倉庫の中はフレコンでいっぱいになるね♪

乾燥機にも入れなきゃいけないから忙しいゾ
そう、お米は稲刈りしたらそれで終わりではないんだ。
収穫したお米は水分を飛ばさないと次の作業ができないんだ。だから倉庫の中にある大きな機械『乾燥機』に入れてじっくり乾燥させるよ。
お米を出荷するために必要な最後のプロセス『籾摺り』の工程や必要な機械のお話だよ。作業を見学にアミーゴスのぴろりんとあっちゃも来たよ。…
まだまだ作業は続くよ~!!
次回のお話ちょっとだけお知らせ
稲刈りの後は乾燥!
倉庫にある乾燥機で、お米を乾かす作業をしていくよ。
ピグユキくんは、乾燥機にどんどんお米を入れていったよ。
この次もお楽しみに!!