WordPressに引っ越してから最初のお話が、まさか被災体験談になるなんて…。
まだお話も引っ越し作業の途中で読みづらいから修正してるんだけど、どうしても今回の地震で体験した事はすぐに書かなきゃと思って。
地震があった9月7日の朝。
北海道中が停電になってもちろんアニキ家も停電。
そんなときに役立った、かんたんに作れるランタンとアコード農産のお話をするね。
大規模な停電
大きな揺れを感じてから何分かたってその後リビングの明かりがフッと消えた。
夜明けが来れば復旧するかな…。
なんて思ってたけど、いつまでたっても電気がつかない。
ビックリしてほくでんのホームページを見たら、ずっと【サーバーメンテナンス中】って出てる。
まさか、北海道各地で停電していたなんて…。
アニキ家は電力復旧まで2日近くかかったよ。
スマホのバッテリーが減りすぎたときは、車に乗ってラジオを聴きながら車用充電器で充電して(下のリンクのお話に出てくるアイテム)
次の日役場が一足先に復旧してからは、スマホの充電をさせてもらったりしてたんだ。
明るい時間帯はまだよかったけど、暗くなってからがやっぱり不便だったよ。
家の中は真っ暗で足元が見えないから、ちょっと移動するにも危ない。
アニキは仕事に行ったけどリリオさんは休みだったから、ひとりでいると取り残されてるみたいでどんどん気が滅入ってきたんだ…。
万が一また大きな揺れがあったときのために、アミーゴスは全員避難準備(バッグの中で待機)していたよ↓
簡単にできる!簡易ランタンの作り方
暗くなる前にTwitterで情報収集していたら、身近にあるモノでできる簡易ランタンを作る方法を見つけたよ。
皆さん、お持ちの非常持ち出し袋に懐中電灯は入っていますよね?一工夫してランタンに替える活用術。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで、光が乱反射して周りを照らすことができますよ。懐中電灯が小さい場合は
コップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です。 pic.twitter.com/2g7jp5l6rR— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年3月1日
LEDライトがあったから、明るい時間帯にペットボトルに水を入れておいて準備しておいたよ。
そして、日が暮れてからさっそくやってみた。
LEDライトのスイッチを入れて、その上に水入りペットボトルを置いたら…。
優しい明かりが部屋中に広がったよ。
LEDライトの明かりだけだと天井を強く照らすから、手元が見えにくかった。
ペットボトルランタンは天井だけじゃなく周りも明るくしてくれたから、テーブルの上に置いたモノもよく見えるんだ。
アコードさんとアミーゴスは収穫に向けて立ち上がった
ふるさとのみんなと作物が心配だったから、週末に見に行って来たよ。
田んぼは少し稲が倒れたけど、去年よりは被害も少なく済んだ。
にんじんは割れたり青首にんじんが少し多いかな…。
それでもこれから始まる収穫に向けて、アコードさんとアミーゴスは円陣を組んで一致団結したよ↓
明日からいよいよ芋掘りだー🐷🔥
収穫のスタート気合いを入れて行くぜー🚀💨
オレら円陣組んで初戦制するぞー⚽#芋掘り#収穫#スタートダッシュ#気合い#円陣 pic.twitter.com/XClXjNO5wa— ピグユキ@広報部長 (@pgyk_lucky) 2018年9月9日
震源地付近の厚真町や安平町は被害も大きく、農業・酪農に携わる方々は作物を処分せざるを得なくなったと朝のニュースで放送されていたよ。
手間暇愛情込めて育てた作物を、廃棄しないといけない…。
オトーさんの仕事を小さい頃からずっと見てきたリリオさんは、そのニュースを聞いて他人事ではないと思ったよ。
食べて応援!北海道の農業
このお話を読んでいる道外の方や、世界中から北海道に観光に来て下さるみなさんにお願いがあります。
これからいろんな野菜やお米が収穫の時期を迎えます。
みなさんの食卓へ届くにはもう少し時間はかかりますが、どうか北海道の農家さんが一生懸命作った作物をどんどん購入しておいしく料理してお腹いっぱいになるまで召し上がってほしいのです。
このブログにはお米やじゃがいもができるまでのお話を書いていますが、作物が収穫できるまでには何ヶ月もの時間がかかります。
無事に収穫できればいいのですが、最近は台風や大雨などで被害を受け、収穫量が減ったり品質が下がってしまうこともあります。
そして、今回の北海道胆振東部地震。
地震と停電で出荷できなくなった作物も数多くあります。
その中でようやくみなさんの元に届いたお米や野菜、畜産物は宝物です。
食べて消費してくれることが農家にとっての心強い応援になります。
アコードさんもアミーゴスも収穫に全力を尽くすのでどうぞよろしくお願いします!!