だいぶ間が開いてしまったけど(笑)
シリーズ地元民ライターが国鉄瀬棚線の歴史をたどってみた、4回目のお話。
今回は、北住吉駅(きたすみよしえき)に注目!
ひーさんも一番気になっている謎の駅跡地、今はどうなっているかというと…。
今までのお話はこちら↓
住吉地区ってどんなところ?
清流日本一の後志利別川の流れも、緩やかになりつつある中流のあたり。
そこに住吉地区があるよ。
水田・畑が広がる農業地帯。
昔は農家さんの戸数も多かったんだけど、高齢化で離農や引っ越ししたお宅もあるんだ。
住吉地区といえば、住吉のえん堤!
※「住吉のえん堤」は地元民の通称名で、正式には住吉頭首工って名前だよ
住吉のえん堤は農業用水を用水路に取り入れるための施設
1978年に築造されたんだぜ~!
昔はヤツメウナギがたくさんいて、川をせき止めるとウジャウジャとあらわれたんだとか。
そのようすをみたおっ母さんは、本気でビビったらしい(笑)
心を落ち着けたいときにフラッと立ち寄ったりするんだ。
ただ流れていく水をながめ、川の音に耳をすませているだけでリフレッシュできるよ。
ところで、なぜ「北住吉駅」なのか?
住吉地区の北にあるから北住吉駅って名前だそうだ
なんてわかりやすいネーミング
北住吉駅跡地に行ってみよう!
参考文献:今金町教育委員会発行「わたしたちのいまかね」
北住吉駅跡地現在のようす
ということで、北住吉駅跡地に来てみたよ。
ひーさんも「気になる!」とおっしゃっていた、このトンネルの向こう。
じつは、町内の酪農家さんが所有している土地らしい。
このブログや執筆メディアで何度も口うるさく言ってるけど、勝手に農地に入るのは絶対にダメ!!
農作物の品質を悪くしたり収量低下を招く「センチュウ」が、人の足を介して土壌から土壌へ移ってしまうよ。
ここではあえて載せないが
勇気がある人は「センチュウ」で画像検索してみろ
これ見たら農地に入れなくなるぞ…
実際に駅があったのは、トンネルより花石方向に少し進んだ場所(この画像のあたり)
このあたり、じつは2016年に山火事が起きたのね。
草も木も燃えてしまって、しばらく焼け野原だったんだ。
花石駅と同じく、2024年から路線バスの停留所が国道230線沿いに移動したよ。
今までは、道道936号線沿いにあったんだ(下の画像の民家の向こう)
道道936号線は、後志利別川の流れに沿って道路が作られているよ。
もともとこっちが国道230号線。
花石道路が国道230号線になり、その後2017年に道道936号線になったんだ。
花石トンネルを住吉方向から見てみる↓
ここに昔線路があったんだ
瀬棚線があった頃はここが花石道路になると思ってなかったな
リリオ的後志利別川映えスポット
個人的に、後志利別川が一番映えるのは住吉の堰堤から住吉橋付近じゃないかな?と思うんだ。
住吉橋から後志利別川を見てみる↓
空と山、そして川。
青と緑のコントラストがこんなに映えるのは、ここが一番だと思ってる。
次回予告
次回は、種川駅(たねかわえき)を調査するよ。
種川駅付近には、◯◯工場と◯◯があるよ。
え~?何があるの?
それは次回のお話を楽しみにしててくれよな