2024年5月は、リリオさんの人生の中でも特別な1ヶ月になった。
プライベートで起きたターニングポイント、そこから何を得たのか?
今回は、いつもとちょっとちがう早起きブタキャンプと生活の報告をしようかな。
2024年5月の早起きブタキャンプグラフ
まずはいつも通り
起床時間の報告をさせてね
眠れなかった日もあったね
この1ヶ月、長かったような、あっという間に過ぎ去ったような。
ここまで無我夢中で生活した1ヶ月は、今までなかったと思う。
じーちゃんからのアンサーが超絶カッコよかった件
※「95歳の生涯」じゃなくて「95年の生涯」だよな…焦ってまちがえてしまった。
リリオちゃんのじーちゃんってサイボーグだよね?
…ってアニキが言うくらい、めちゃくちゃ元気だったじーちゃん。
4月初旬のある日、早朝に体調を崩しそのまま入院。
入院当初はご飯も食べてたし、お風呂にも入れてもらってたんだって。
じゃあすぐ退院できるしょや
やっぱりじーちゃんは強いなぁ
でもね。
誤嚥性肺炎を起こしかねない状態になって、入院から1ヶ月たたないうちにその日が来てしまった。
亡くなる前日アニキと晩ごはんを食べながら、
明日ってメガばーちゃんの命日なんだよね…(中略)
じーちゃん絶対死なないから大丈夫だ!!
じーちゃんサイボーg(ry
こんな話をしてたのね。
そして、夜中の2時半過ぎ。
お父から「呼吸があやしいから今すぐ来いって病院から連絡あった」って電話が来た。
アニキと2人急いで病院に向かい、アコードさん・ラフェスたんと現地合流。
5月2日、3時13分。
みんなに見守られながら、老衰により95年の生涯を終えたよ。
去り際も無言を貫いたのはじーちゃんらしいな、って思った。
もう言葉を交わすことはできないけど、せめて「意志を継ぐ」という覚悟だけは伝えたい。
そう思って、手紙を書いて棺に入れたよ。
荼毘に付す間、手にしたお茶の缶に書かれていた言葉に心を射抜かれた。
※著作権の関係上、ぼかして表現します。
「その覚悟、ぶれるなよ。これからお前が中心になる時が来る。まるで北極星のようにな。」
これはきっと、シャイなじーちゃんからのアンサーだったのかもしれない。
五代目、意志を継ぐ
このインスタのキャプションに書いたけど、じーちゃんの手は大きくてグローブみたいだった。
自分の手で鍬を持ち、ひたすら大地を耕してきたから、自然と強い手になっていったんだろうな。
行動力UP講座のお話にも書いたけど、一代目からずっと「この土地をさらに発展させたい」って願いを胸に秘め、手作業で大地を耕し続けた。
四代目(お父)の時代になってからトラクターばかり使うようになり、いつしか我々の手は機械を操作する手になってしまった。
だから、我々の手はじーちゃんのようにはなれない。
鍬が馬になり、馬がトラクターになり、トラクターがPCになる。
代々ツールは違えど、各自のスキルで土地を発展させなくてはいけない。
やっぱり、土地や血に刻まれた意志を継ぐ宿命にあるんだなって。
アコードさんも、ラフェスたんも、そしてリリオさんも。
葬儀の日、アコードさんが「オレもブログ書いてみたい」って話してくれた。
自分なりのやり方で、代々続いたこの仕事を形に残したいらしい。
アコード農産ブログはあるから、何かサポートできないかな?って考え中。
ラフェスたんも、オフィシャルな面でターニングポイントを迎えた模様。
「責任」を背負う立場になったり、新しいことに挑戦したり。
ラフェスたんが困ったとき、リリオさんの経験が力になれるかもしれない。
助け合いながら、耕し続けよう。
さいごに
宿命に気づいてから、目まぐるしく変化が続いた。
そして、明日からはじまる1ヶ月も変わり続けるんだろうな。
そんな予感がするんだ。
我々が覚悟を決めたから、じーちゃんも思い残すことなく旅立てたかな。
そうだったらいいな、って思うよ。