気がつけば、瀬棚線遺構をたどるお話も折り返し地点。
少しずつ今金の市街地に近づいてきたよ。
ということで、今回は種川駅(たねかわえき)のお話。
種川駅前には◯◯工場と◯◯があるよ。
今までのお話はこちらから↓
種川地区ってどんなところ?
市街地の隣にあるのが、この種川地区。
若い世代も多く住み、にぎわいのあるところだよ。
なかでも注目は、半世紀以上の歴史を持つ林業会社山一木材さん。
農産物・鉱物資源・木材など、今金町ならではの恵みを各地へ届けたい。
地元民ライターが国鉄瀬棚線の歴史をたどってみた:イントロダクション
鉄道があれば資源を遠くまで運び、それを売ることができる。
そうすれば、この土地はさらに発展する。
品質のよい木材を各地に届けるため、種川駅周辺に工場が建設されたよ。
山一木材さんのお仕事は、「森を育てる」。
木を伐る=森林破壊のイメージがあるかもしれない。
だけど、野菜の苗を間引きするのと同じことで、ただ伐り倒しているわけではないんだ。
枝打ちや間伐を行い、品質のよい木材を育てているんだよ。
そして、苗木を植える。
植えるだけではうまく育たないから、きちんと管理しているよ。
くわしくは、山一木材さんのウェブサイトを見てみてね。
山一木材さんでは、オリジナルの木工製品Woods Rootsブランドを展開中。
コースターやまな板などの生活用品から変わり種の熟成スティック(お酒のビンに入れて味をチェンジ!)など、いろんなアイテムを製造・販売しているよ。
では種川駅跡地に行ってみようか
そうだね!
種川駅跡地の現在のようす
種川駅跡地に来てみたよ。
丸太がたくさんあるよ!
ニレやタモなど
いろんな種類の木材があるぞ
駅前通りはこんな感じ↓
駅前通り、昔はお店屋さんもあったんだ。
いつの間にか解体されたお宅もある…。
種川エリアの線路跡地を追う
リリオさんの記憶をもとに、種川エリアの線路があった場所にも行ってみたよ。
まずは、国道230号線と交差するところ↓
防雪柵の間に、線路があった。
田んぼの間に線路が通っていたよ。
つぎは、上種川エリアの線路跡↓
今ではすっかり草が生えてしまい、うっすらと面影が残っているだけ。
だけど、この向こうに北住吉駅があったんだ。
地域のいこいの場!種川温泉
ここからは、リリオさんのとっておきスポットを紹介。
種川駅跡地すぐそばには、温泉があるよ。
種川自治会のみなさんで運営なさっている、地域のいこいの場なんだ。
種川温泉の泉質は、ナトリウム―塩化物温泉。
肩こりMAXのときや、農作業の後に行くんだ。
あったまってめぐりがよくなり、体も軽く感じられるよ(効能の感じ方には個人差があります)
今金町にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてね。
次回予告
次回は、今金駅跡地を調査!
線路や駅名板が残され、現在は公園として整備されているよ。
おっ母さんの思い出話なども交えてお送りします!
次回もお楽しみに~!